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ケアンズ連続変死事件

最近、ケアンズで、変死体が続いて見つかっている。

ホント、怖くてたまったものじゃない。

え!殺人事件発生!、ではなくて、殺魚事件!?

実は、今年、2008年3月からケアンズ周辺で、巨大魚グルーパの変死体が何度も見つかっているのです。

この半年で、34匹もの巨大なグルーパが死体となって、波打ち際に打ち上げられているのは、単に寿命で死期が重なった個体達なのでしょうか。

専門家は、体重105kgから120kgのグルーパが過去敗血症で死んだ、という報告は一度だけ受けたことがある、と言っていますが、現在もなお、バクテリアなどが生み出す毒性の物質による死因なのか、はたまた重金属汚染が問題、と噂されてる様に、それが原因なのかは不明です。

昔からケアンズに住むおじいちゃんアングラーに話を聞くと、「イルカンジ(猛毒クラゲ)なんて昔は見た事も聞いた事もなかった」と教えてくれたのですが、まぁ肉眼で正しく見える様な大きさではないイルカンジが果たして田舎のケアンズっこに気づいてもらえたかどうかは定かではないのは、置いて置いたとしても、年月を重ねるうちに増えてきている雰囲気はやっぱりあるみたい。

イルカンジの生態はまだ謎が多いらしい。噂されるのは、岸近くの浅瀬にしか生息しないと言われてるんだけど、たまに沖でダイバーが刺されちゃうこともあって、どこからどこまでにいるのかは誰もわからないんじゃないかな。

でもなんとなく知り合ったアングラー達の間で昔、話を聞いたのは、マングローブがあるエリアにのみイルカンジの事故報告がある事から、キーは、マングローブ、と言われていました。なぜアングラーなのか。それは浅瀬に立ちこんで釣りをしたり、投網を打ったりするので、そんな話題になったのですね。

他方、沖縄のハブクラゲの調査レポートを数年前にちらっと読んだ事があるんだけど、ハブクラゲの生態もすべてがわかってないそうで、どこからくるのか、どこで越冬しているのか、その辺の事が確か書いてあった記憶があるけど、へぇ~と思ったのは、やっぱりマングローブなど、あの干潟の泥がある場所がキーポイントらしい。

(補足: 気になってGoogったら出てきた。http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-5818-storytopic-1.html)

マングローブ、干潟。

それらは生き物のゆりかご。そして、汚染物質を浄化する機能。

人間の都合で忌み嫌われている毒クラゲみたいな生き物にとっても、マングローブや干潟というものは暖かく優しい場所に違いない。

そこに人間が流す多種多様な化学物質が特定の生き物を異常発生させてゆく。

おそらく大昔からイルカンジはいたと勝手に思う。でも、少なかったんじゃないかな。

毒クラゲが悪いんじゃなくて異常発生させる原因を作る人間がまずいのにね。いつもそこの焦点(物事の本質)だけピントがずれてるニュースを聞くと、みんな何も言わなくてもいいから、干潟で遊んだり、生き物を観察したり、干潟のにおいを感じてみたり、何も思わなくてもただそれだけでもしてみてくれるといいのにね、と思う。

で、グルーパの変死事件、いったいどういう結末になるのでしょうか。

半年も経って、まだ原因探しを続けているのか、ようやく始めたのか、まだ始めてないのか、それはどのくらい本気なのか、お偉いさん達にしか分からないものだろうと思ってたんだけど、

【Biosecurity Queensland set up the Queensland Groper Mortality Investigation Task Force in mid-June】

だそうだ。

・・・・・。

すごいね。やっぱりすごい。

6月の中旬だよ。

オーストラリアってこんな国。

良くも悪くもこんな国。

日本みたいにマスコミがとりあげてしまうと、急激に物事は進展し始めて半ばヒステリックになって犯人探しをして、後は急速に消えていく、物事の本質はどこへやら・・・なぁんて方が良いのか、比較することなんて出来ないとは思うけど、まぁ何をするにしてもオーストラリアは時間が掛かりすぎて遅い。

それが悪い所なんだけどね。

でも、ワニもいて、サメもいて、はたまた毒クラゲもいるケアンズの海で、み~んな、週末には、のんびりビーチ探索そして、B.B.Q.して、泳いだりも当然する人々であふれかえる。

危機感がないって?もしかして知らない人が多いのって?

もちろん警告、ワニ、サメ、毒クラゲ注意の看板は立っています。英語以外、例えば日本語でも書かれていますよ。

最低限、ワニ、サメ、クラゲよけネットがあれば、いいじゃない。

というか、ネットない場所で、子供が波打ち際で遊んでるけど、いいの?

いいじゃない。

(ワニ、サメ、毒クラゲ)いるんでしょ!?

宝くじくらいの当選確率で、年に誰かもしくは犬が襲われるけど、いいじゃない。

そんなノリでみんな暮らしてる。

(注意: 毒クラゲのシーズンは監視員が厳しい目をしてますよ)

みんな南国生まれの南国育ちってわけじゃなくて、真冬にもガンガン泳いじゃう北欧生まれの人達だってここにくると、

いいじゃない、に、なっちゃう。

「おい!ビーチにいくなら絶対に守ることが一つある。犬を波打ち際で散歩させるなよ!犬はワニやサメのおやつみたいなもんだからな!」

という本人が笑顔で波打ち際で愛犬と戯れてるのを見た時は、悟りました。

もう、いいじゃない。

彼等を観察、分析するのって、

・・・もう・・・いいじゃない・・・・。あはは・・・。

・・・・。

かつてタスマニアンタイガーが絶滅したこともあるこの国。

動物だけでなく人間に矛先が向くことだってある、【排除】。

物事の本質を知りたい人と、知られたくない人、知りたくない人。彼等が最後に使う言葉がこのコトバ。共通のコトバ。

この単語が世の中から無くなれば、ある程度だけど、差別や戦争も少なくなるのかもね。

グルーパ死因調査で、犯人探しをするのは良いけれど、大事な点は必ず見据えてもらって、人身御供的に何かを排除するという事が無い事を祈ります。

コメント

グルーパもったいないですよね(笑)

もちろん巨大すぎてかかっても取れはしないでしょうが、釣り人にとって巨大魚は尊敬の対象です。

それだけに行政側にも速やかに対処して欲しいですね。

前のバラの記事コメント書けなかったのですがパームコーブでそんなの上がったんですか?

日曜日にパームコーブに行きましたがシマイサキ(?)がウジャウジャいてフィッシュイーターの気配がまるで無かったです。

その後インレットでボートを借りて頑張りましたが…

現在12連敗中(泣)

シマイサキ(?)は釣ったんですがね…

Posted by D.O.D at 2008年 8月 11日 月曜日 18時31分37秒

グルーパ、コッド(ハタ)系だよね、確か。なので食べておいしいだろうね。グルーパもいろいろ種類があるみたいで、クィーンズランドグルーパは確か絶滅危惧種だったけ?お持ち帰り禁止だった記憶が・・・。

インレットでグルーパがたまに掛かると大変な事に・・・。昔、あるフィッシングガイドは、サメフックに生餌をつけて、ラインというより、ロープを結んで、ボートで引っ張って釣上げた、なんて聞かせてくれました。

あと、グルーパのお腹から人骨が!なんてニュースも聞いた事ありますね。

サメよりワニよりグルーパの方が怖い、というアングラーに会った事もあります。小さなボートで釣りしてたら寄って来たベイトを下から吸い込んだ、その勢いで、ボートが転覆するかと思った、と、教えてくれました。

どんな大きさやねん(笑)。

まぁでも、釣り人以外の人の想像力を超えた、とてつもない大きさになるのは確かですけどね。

パームコーブのメーターオーバーバラマンディ、まさにその日曜日の朝に釣れたそうです。

朝といっても3時なので、夜といえば夜なのかも。ルアーではなくて、マレット、生餌による大物釣り仕掛けにどどーんと来たそうです。

って、日曜日、娘と一緒にパームコーブでキス釣りしてたんだけど、いたんだね(笑)。キスは入れ食いでしたよ。

Posted by ulysses at 2008年 8月 11日 月曜日 20時03分29秒

グルーパ(?)の中に人骨は聞いた事あります!

確か8年前ニュースか何かで市場に下ろされた大きいコッド(私の記憶ではこういう風に言われてました)のお腹の中から人間の頭蓋骨が出てきて、恐らくサメに襲われて亡くなった方の残りの部分を食べたんだろう、と言われてました。

パームコーブ朝は岩場の方でやってジェッティで少しやり、昼前位に移動しちゃったんですよ。

私達の時はシマイサキ(ストライピー)がいっぱいいましたが、キスもいたんですね。

実はキス用のフック持ってないんですよ。

キスじゃ興奮しないもので(笑)

Posted by D.O.D at 2008年 8月 12日 火曜日 17時48分05秒

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